親友がNO-VA(ノーヴァ)アフィリエイトを始めて早2か月目に突入しました。現時点で彼は2人契約しており、稼いだ額は16000円。最初に払った額は23万円ですのでまだまだ道のりは長そうです。
正直もう気づいてくれよと思っているのですがなかなか抜け出せず、もう半ば洗脳に近いのではないのかと思い始めています。
さて、2018年12月01日、NO-VAアフィリエイトが本格的に始まります。
前回はVictoria Gamesについて記事を書きました。フィリピン政府に認められているオンラインカジノとはいえ果たして日本で通じるのか、疑問です。
今回は、NO-VAのもう一つの商材であるブックメーカー、Bet1st.betについて紹介していきたいと思います。
ブックメーカーとは
ブックメーカーとは、イギリス発祥の賭博主催会社の総称です。日本で見られる宝くじやスポーツ振興くじとは少し違います。
ブックメーカーは5~6%の手数料のみを受け取り、その他すべては勝利者へ掛け金を返還する形をとっています。つまりブックメーカーではオッズが提示されます。
ブックメーカーのイメージではスポーツ賭博が一般的ですが、実は気象や政治、エンターテインメントまで幅広いです。
ブックメーカーを利用すると世界中のあらゆる大会、リーグや出来事の結果を予想して賭けて、当たれば賞金が受け取ることができます。日本のスポーツも例外ではなく、例えばJリーグやプロ野球、大相撲までが試合の対象になっています。
現在ブックメーカーの有名どころトップ3は
- ウィリアムヒル(William Hill)
- ラドブロークス(Ladbroles)
- コーラル(Coral)
の3社です。
残念ながらここにBet1st.betは含まれていません。
Bet1st.betとは
Bet1st.betはイギリスのブックメーカーです。eスポーツやライブカジノといった商材も扱っています。ホームページは日本語と英語があります。
これといった特徴はないのですが、スポーツに特化した印象があります。eスポーツも扱っているのも特徴の一つです。
利用規約には
- 当サイト(bet1st.bet)、およびBet1stに関連するウェブサイト・スマートフォン・フィーチャーフォン(ガラケー)・タブレット・アプリなどは、すべてベッティングアプリと呼ばれ、RWB Solutions International LTDが完全所有、運営、管理しています。住所【Rm101 Maple House 118 High Street, Purley, London, England, United Kingdom, CR8 2AD】、会社番号【10692251】で登録しています。※ホームページから引用
とあり、RWB Solutions International Ltd が運営しているらしいです。このRWB Solutions International Ltdは別記事でも書く予定ですがちょっといかがわしいなと個人的には思いました。
ホームページについて
ホームページのトップページはまるでゲームのスタート画面のようです。最初にお客様登録画面へというリンクがあります。
見た感じゲームの中にいるような感覚になります。
また、スポーツベッティングについて最初に書かれているのでスポーツに力を入れているのかなという印象を受けるホームページです。
スポーツ
ホームページ中のスポーツ、インプレイ、eスポーツというタブをクリックするとスポーツベッティングの画面が映し出されます。
バスケットボールやeスポーツ、ハンドボール等様々な試合が映し出されます。オッズが表示されていて会員登録していればすぐにでもベットすることができます。
ライブカジノ
ライブカジノのタブをクリックするとまずログイン画面に行きつきます。カジノをプレイするには会員登録する必要がありそうです。
スロット
スロットタブをクリックするとスロットやジャックポット、テーブルゲームからポーカーまでさまざまな種類のゲームをプレイすることができます。これらは無料でも有料でもプレイできます。
バーチャル
バーチャルタブをクリックするとバーチャルゲームをプレイするための画面に行きつきます。ここにはアーチェリーやドッグレース、フットボールやバドミントンと様々あります。
こちらも無料プレイと有料プレイがあります。
利用規約の解釈について
さて、利用規約はみなさん必ず読みましょう。前回の記事でも言いましたがここに非常に重要な情報が書かれていることもあり、読んでいなかった、知らなかったじゃ済まされません。
この章で、私が重要だと思ったことを紹介していきますのでしっかり読み込んでいただけると幸いです。
契約について
まとめると
- ホームページへ訪問、登録、サービスを利用する方は利用規則とプライバシーポリシー、ベッティング規則に同意しているものとみなす。
ということです。無料で利用しても同意したとみなされますのでそれを覚悟のうえでプレイしてください。
登録とアカウントセキュリティについて
ここではフィリピン、香港、アメリカに住んでいる人はBet1stアカウントを開設できないとあります。ここにフィリピンが入っていることに驚きました。
というのも、ビクトリアゲームはフィリピンの会社が運営しているオンラインカジノでこれもNO-VAアフィリエイトの商材になっています。なのにもう一つの商材であるBet1stはフィリピンでは開設禁止という謎の仕様となっております。
別記事でも述べましたが、日本人向けのオンラインカジノ、ブックメーカーだとわかると逮捕者も出ています。これでは日本人向けだということを前面に出しているようなものではないでしょうか。
正直ここに非常に疑問を感じました。
そしてこの中に「お客様が18歳未満、または居住国・地域で法的にギャンブル可能な年齢に達していないことが判明した場合、お客様のベットした金額は取り消され、当社がベットに関する勝利金をお客様に支払う義務はなくなります。」という記述があります。
未成年ではだめだということです。ここからNO-VAアフィリエイトが未成年を相手しない理由もはっきりしますね。
また、「ギャンブルを許可している地域内の居住者であること」という記述もあります。
これは日本では当てはまらないでしょう。
まだ合法化されていませんからね。つまりこの規約は日本に居住している限り違反しているということになりかねません。
規則ではっきりとこのように記述しているにもかかわらず、積極的に勧誘してくるNO-VAアフィリエイトは詐欺同然ではないでしょうか。
この規則をしっかり理解しているアフィリエイターはごく少数だと思われます。
ですので、しつこく勧誘された際は
「おたくが扱っているブックメーカーの利用規則に、ギャンブルを許可している地域内の居住者であることとあるが、これはどういう意味か」と言うと効果的かと思われます。おそらくほとんどの方が知らないでしょうが・・・
さらに、この項目に違反していると判明した場合はすべての金額が没収されます。例え相当勝っていたとしてもです。つまり常に勝利金が取り消される恐れがあると頭に入れたうえでやらなければいけません。
入金ポリシーについて
お金が絡むのでここはしっかり読んでおきましょう。
気になった項目は以下の通りです。
- 最低入金金額は10ユーロである
- 出金するためには、入金した全額分の少なくとも倍の金額をベットする必要がある
つまり、最低10ユーロ入金して勝利して引き出そうとすると20ユーロ分ベッドしないと出金できないということです。
ややこしい規則ですよね。そうまでして搾り取りたいのでしょうか。
このベットが通算なのか一回なのかわかりませんが、もし一回なら勝利金が一気に消える可能性もあります。つまり勝ったはずなのに出金できないという事態に陥りかねません。
注意しましょう。
出金ポリシーについて
気になった項目は
- 最低出金金額は10ユーロ
- 出金するには入金された全額分を少なくとも1回ベットしなければならない
- 入金条件を満たしていない場合は出金を拒否する
ここである疑問が浮かび上がります。さきほど出勤するためには入金した全額分の倍が必要であると書いてあるのにここでは入金された全額分を少なくとも1回ベットしなければならないとあります。
頭がこんがらがりますね。どっちなんだよと。
とりあえずは出金するには条件があり、これは出金者側に非常に不利な構造になっているということを頭に入れておいてください。
ボーナスについて
ボーナスを受け取るにあたりいろいろな規則があります。気になった項目をまとめると
- ボーナスを出金するためには一定の回数を別途する義務がある
- プレイパターンが異常だと判断された場合は出金を認めない
常に出金するときはベットする必要があるということですね。
非常にプレイヤーに不利な条件だと思います。オンラインですので搾取することもいくらでもできそうな印象を持ってしまいます。
違法性について
前回の記事ではオンラインカジノの違法性について記事にしました。果たしてブックメーカーは日本では違法なのでしょうか。
答えは同じくグレーです。
まだ法整備が進んでいないので取り締まろうにもどうすればいいかわからないのが現状です。
日本には賭博罪がありますが、賭博罪とは必ず複数の人間がかかわる必要的共犯とされており、胴元と参加者が共犯になる必要があります。しかし、オンラインのブックメーカーでは胴元が海外にあるため処罰することができません。そこで参加者のみを処罰できるのかという問題が出てきます。
つまり片方が違法で片方が合法という状態。これがグレーゾーンの理由です。
逮捕者もまだでていません。
しかし、今後法整備が進むと逮捕される可能性は十分に出てきます。起訴不起訴は別として逮捕という事実は残ります。
前述したウィリアムヒル等の超有名ブックメーカーは比較的安全性が高いでしょう。しかし今回紹介したBet1st.betは全然有名ではなく正直安全だとは言い切れません。
ライセンスはGaming Authority of Curacaoというものを取得してはいるものの、その詳細ははっきりとしていません。
これを覚悟したうえで入出金、プレイしましょう。
まとめ
今回はざっくりとではありますがBet1st.betについてまとめました。正直あまりオススメはできません。利用規約での一節は詐欺ではないかと疑ってしまうほどです。
おそらくこの事実を親友は知りません。この記事を読んでくれと心から祈っていますがあまり期待していません。
みなさんも勧誘されたりした場合、断るためにも知識が必要です。その知識をこのブログから得てほしいと思っております。
そして勧誘している方はこのブログを見てもまだ勧誘を続ける気になれますか?
一度しっかり自分で考えてから勧誘してほしいと思います。
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